どうも、おかべです!(@okabeturedure)

簿記2級を受けようと思うけどどうやって勉強したらいいかな?どれくらい勉強時間が必要かな?
こんなお悩みを解決します。
2020年2月に受験した第154回日商簿記2級で見事、合格をつかみ取りました!
大変私ごとではありますが、
簿記2級に合格いたしました!あまり勉強はしてなかったのですが、素のポテンシャルの高さと運でなんとか乗り切りました。
次は不動産の勉強がしたいので、宅建でも取りに行こうかなと思います。#ブログ書け pic.twitter.com/CfCEQlO80M
— おかべ💻独自路線で突き進む (@okabeturedure) March 7, 2020
このツイートでは勉強してないなんて強がっていますが、しっかり対策しました。
実は、2019年6月に一度落ちた苦い経験もあります。
その経験も踏まえて勉強方法を語ります!
日商簿記2級合格への道

さて、さっそく合格に向けて僕がしたことを解説しますね。
勉強時間はどれくらい?
まず、前提として僕はあらかじめ2018年の6月に3級を取得していました。
僕の2級に向けた勉強期間は2019年3~6月と2020年2月の合計4カ月。
期間で見るとまあまあ長いですが、一日当たりの勉強時間は1~3時間程度です。
ですので合計勉強時間は120~360時間!
長いと思いますか?
しかし、日商簿記2級はそうはいっても時間をかけないと合格できません。
簿記は頭の良さというよりも、勉強した時間に合格率が比例しそうです。
というのも簿記は暗記する項目が非常に多いですからね。

過去10回分の合格率のデータを見ると、合格率の平均は約23%。
5人に4人は落ちるので、しっかり勉強しないと確実に落ちます。
ですがちゃんとやればちゃんと受かりますので心配ご無用です!
- 勉強時間は120~360時間
- 日商簿記2級は暗記項目が多い
- 勉強時間が合格率に比例
- 約20%しか受からない
勉強方法は独学でOK
塾に行くと、確かに効果的に講義をしてもらえるかもしれませんがお金がかかりますし、時間がない学生や社会人にはなかなか厳しいですよね。
心配ご無用。
日商簿記2級は独学でOK。
これから紹介する市販のテキストとしっかりとした勉強スタイルをこなしていけば、必ず合格に手が届くはずです。
独学でもいい根拠はあとで詳しく書きます。
使用したテキスト
僕が使用した学習に使ったテキストはこちらの2つです。
簿記には様々なテキストがありますが、スッキリシリーズはごちゃごちゃしておらずレイアウトがしっかりしていて頭にすんなり入ってきます。
簿記2級は3級と異なり、商業簿記と工業簿記の2つの分野を勉強する必要が出るので購入しないといけないテキストもたくさんですが、仕方ないですね。
具体的な勉強方法
まずは、上であげた最初の2つのテキストで商業簿記と工業簿記を網羅的に勉強していきます。
巻末に単元ごとの問題が載っているので
- 1単元勉強する
- 巻末の問題をこなして脳に定着
これをまず2周繰り返します。
2周こなすと自分の理解が乏しいところや覚えづらいところが確実に生じるので、3周目はそこを重点的に勉強してください。
試験日1、2カ月前までに必ずここまでこなしておきましょう。
試験日まであと1~2カ月になったら
ラスト1カ月になったら実践あるのみ。
過去問を解きまくります。
過去問は正直どの出版社の物もそう大差ないので、長い年数分収録されていて気に入ったものを選ぶといいと思います。
10回分以上載ってるものが望ましいですね。
上であげた過去問題集は12回分の問題が載っているので、全て解けるとかなりの力が付きます。
- まず1回すべての問題を網羅する
- 1回目は恐らく全然できないのでしっかりと回答を確認
- 2回目を網羅する
- 2回目にできなかった問題にしるしをつけておく
- 3回目はしるしをつけた問題のみをとく
ここまででかなりの力がついたと思います。
しかし、本番で不測の問題がでたりするとたちまち対応できずに不合格になります。
実際、僕は2019年の6月に不測の問題に対応できず無事に落ちました。
ここからがこの記事の最も重要なポイントで、独学で合格できた理由を話します。
独学のポイント!
このテキストを読んでください。
このテキストのおかげで、独学のデメリットをすべてつぶすことができて今回合格ができました。
- 理屈で学ぶことができない
- 理屈で学べないので丸暗記になってしまう
- 丸暗記だと新しい問題に対応できない
独学のデメリットをこの本はすべて解決してくれます。
- 解説テキスト&個別問題集
- 理屈と言っても易しく噛み砕いて書かれていて、一通り学習したことのある方であれば余裕で読める
- 「暗記」ではなく、確実にしっかり「理解」できるように、会計理論や簿記のトリビアや実務のことがたっぷり書かれています。
- 他にはないテキスト。
「短期間の学習」・「暗記」で対応したい方にはオススメできませんが、しっかりと力をつけたい人にはこの本より心強いものはないでしょう。
僕は過去問を解き終わった後にこの本を読んでパーフェクトな簿記の知識を身に着けました。
普通の教科書だけだと「そういう物なんだ」と暗記して覚えなければいけない事項があまりにも簿記2級には多いです。
しかし、この本は安易な受験テクニックに走ることもなく理屈で教えてくれるのでマジでおすすめ。
本書は、安易に受験テクニックに走ったり、「覚えてください」「習うより慣れてください」的な構成にはなっていません。
本の内容より
むしろこれらと真逆です。
このことは、“諸刃の剣”“表と裏”のようなもので、
「2級商業簿記の全体像を見たい」「チャキチャキ学習を進めたい」という方には不向きである、ということでもあります。
それくらい解説量が多いです。
要領よく要点を“暗記”して短期合格を目指したい方にはまったく不向きです。
そういった方のための良著は巷に溢れていますのでそちらをご参照ください。
本書は、時間をかけてでも理屈・理論を理解し、わかったうえで問題を解きたい人のための書籍です。
この本、本当に素晴らしいのですが一つ問題点があります。
Kindle Unlimitedでしか読むことができない
この本、紙媒体で売ってないのですよ。
Kindle Unlimitedに登録しなければ読むことができません。
Kindle UnmilitedはAmazonが提供している毎月定額で電子書籍が読み放題になるサービスです。
・利用料金は月額980円
ただ、最初の30日間は無料で試すことができるので、30日以内に解約すればお金はかかりません。
30日以内にさっさと読み終えて解約してしまえばOKです。
けっこうボリュームのある本ですが、30日もあればさすがに2周は読み終えることが可能なはず。

まとめ
この記事で読んだことを正確に遂行すれば確実に合格できます。
簿記は合格率約20%程度のやや難関資格です。
合格すれば、他の人よりも一歩抜きんでた人材になれるのでぜひがんばってみてください!
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